連日、しょうゆではないんですが、同じ発酵ものということで。

 

味噌を仕込ませてもらいました。

今年で3年目。参加させてもらっているNPO法人のイベントにて。

今年は18kg分の仕込み。

6kgの米麹と2.3kgの塩を混ぜ、さらに煮大豆を潰して混ぜ、団子にして甕に投げ込みます。
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今年は量が多いので煮大豆を潰すのにミンサーという機械を貸していただきました。昨年までは煮大豆をビニール袋に入れ、手足で潰しましたが。

少し手伝ってもらいながらも、団子作り作業ではさすがに腕が疲れ果てます。でも終わり頃には味噌団子作りの職人技が身につきます。

 

材料は、自然栽培の米、ハッピーヒルを使い自家製された米麹、兵庫県在来種の有機の法華(ほっけ)大豆、沖縄の自然海塩。最高級品です。

あと、カビ対策として味噌の表面に純米大吟醸の酒粕を塗りました。残ったら持って帰って食べられるので、つい塗りが薄くなります。

過去に食べたものとは大きく異なる、独特の旨味があります。手前味噌だから、と「えこひいき」しているわけではないと思うんですけれども。

 

容れ物も少しこだわり、国内トップシェアメーカーだったという久松というところの甕を使用。無毒無害とのこと。

「だった」というのは、残念ながら6年前に廃業されたとのことです。

流通も限られていますが、メルカリにて未使用中古品を入手。

 

半年くらい過ぎ、秋頃には一応食べられる感じにはなるかと。

18kg、かなり多いですが、長期間寝かせるほど熟成され、より美味しくなるとのことなんで多めに作ってます。

あと、手前味噌はつい人にあげたくなってしまうので、意外に早く消費されます。