こんにちは。 醤油エバンジェリストの片山正樹です。
早いもので、仕込んでから6ヶ月以上経過しました。
この頃は、忘れることがなければ毎日混ぜています。
常温のところに置いていると、この真夏の時期は室温がめちゃくちゃ高くなってしまい、1日混ぜるのを忘れてしまうとその翌日には表面に白いカビ(おそらく産膜酵母)が湧き始めます。
結構面倒ですが、毎日混ぜないといけません。(室温が高い分、醸しも活発に進んでいるでしょうか?)
8月のお盆休みに家を不在にしていた折には、冷蔵庫に入れておきました。
今回のお盆のときには1週間くらい家を空けるので、そのままにしておくとGWのときと同じように(いや、GWのとき以上に)カビだらけになってしまうだろうと。
冷蔵庫なら大丈夫かなと思い、お盆休みの前に3日間ほど冷蔵庫に入れて実験。結果、カビは湧きませんでした。
ので、お盆の間も冷蔵庫に1週間入れておきました。
家に戻ってから瓶の中を恐る恐る覗いてみましたが、大丈夫でした。ほっ。
中期不在時は冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫に入れるとカビも湧きませんが、発酵もほぼ止まってしまっていることでしょう。醤油醸しにはあんまりいいことではないように思います。が、家の不在時に瓶をずっと持ち歩くというわけにもいかず、背に腹は替えられず、ということで。
(冷蔵庫に入れるときは、いくら発酵が抑えられるといえど、瓶のふたは念のため少しだけ開けておきましょう。長い期間になると、発生する炭酸ガスで瓶が暴発して悲惨な目に遭った、というお話も聞いたことがあります)
家に戻った後、また常温のところに置けば、再び発酵が進むことでしょう。
6ヶ月を経過したもろみはこんな感じ。
はじめの頃と比べると、粘度が出てきて、トロトロ感がかなり増しました。
あと、この半年で量が半分近く減ってしまいました。
毎日スプーンで混ぜて、スプーンに付いた分をおいしく頂いているのでいいんですけれども。
もろみをこのまま調味料として使ってもまったく問題ないのですが、せっかくなので最後はやっぱり絞りたいですね。
仕込んで半年が過ぎましたのでそろそろ絞ってもいい時期だそうですが、もう少し置いておこうかと思います。
引き続き定期的にレポートします。


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